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子育てがグッと豊かに!駅前に誕生した「ユーカリが丘子育て総合サポートセンター」が描く、切れ目のない支援のカタチ

我が子がすくすくと成長する姿に大きな喜びを感じる反面、子育て期は何かと不安や悩みが尽きないものです。とくに、はじめての子育ての場合は、毎日が「なぜ?」「どうしよう!」の連続ではないでしょうか。

そんな子育て中の困りごとを気軽に相談できる場所として、通勤や買い物で多くの人が行き交うユーカリが丘駅前に「ユーカリが丘子育て総合サポートセンター」が、2026年1月5日に誕生しました。

オープンから数ヶ月。ここは単なる「相談窓口」の枠を超え、街の子育て世代にとっての「心の拠り所」になりつつあります。

今回は、子育てメディア編集部が、山万グループ企業の山万総合サービス株式会社子育て支援事業本部の木下さんと、保育士の岡本さんにお話を伺い、ユーカリが丘が目指す「切れ目のない支援」の真髄に迫ります!

四半世紀をかけて築いた「安心」の土台の先へ。街が挑む「第2フェーズ」の子育て支援

ユーカリが丘の街づくりにおいて、子育て支援は常に中心的なテーマです。その歩みは、1990年代後半にまで遡ります。かつての日本では「夫は外で働き、妻は家で専業主婦」というスタイルが一般的でしたが、1990年代後半に共働き世帯と逆転し、令和の現在では共働き世帯が全体の約7割にのぼっています。

山万グループはこの変化に合わせ、1999年に千葉県初の認可保育園となった「駅前保育園(現ユーカリハローキッズ)」を開園。現在では5つの認可保育園を運営し、子育て世帯への支援施策が順調に進みだした2000年代には子育て支援センター事業を開始し、ユーカリが丘の働く子育て世代をサポートするための土台を構築してきました。

しかし、木下さんは「施設があればすべてが解決するわけではない」と語ります。

「現代の子育ては地縁・血縁が希薄になり、親が孤立しやすい『孤育て(こそだて)』の問題に直面しています。日々の小さな不安や、発達・教育への漠然とした焦り。こうした『目に見えにくい悩み』に寄り添うこと。それが、私たちが掲げる『第2フェーズ』の子育て支援です」。

その基盤となるのが、保育園併設の支援センターよりも一歩深く踏み込んだサポートを提供する、この総合サポートセンターなのです。

「駅前」という立地に込められた、日常に溶け込む優しさ

なぜ、あえて「駅前」だったのでしょうか。そこには「利便性」以上の深い優しさが込められています。

「子育てに疲弊しているとき、わざわざ遠くの役所まで相談に行く気力は湧きません。でも、買い物帰りやパパが仕事から帰ってくるついでに寄れる場所ならどうでしょうか」と木下さん。

駅前にあることで、街の誰もがその存在を日常的に視界に入れています。「何かあったらあそこへ行こう」と思える安心感が、立地そのものに宿っているのです。

相談先を迷わせない!医療・福祉・教育をつなぐ「ハブ」機能

最大の特長は、相談内容に応じて専門機関と連携する「シームレス(切れ目のない)な環境」です。「どこに相談すればいいかわからない」という悩みに対し、同センターはすべての悩みの「入り口」となる「ハブ」としての機能を備えています。

「必要であれば医療・教育・福祉の専門機関へ、私たちが責任を持って橋渡しをします。利用者様が何度も同じ説明を繰り返さなくて済むよう、情報の連携もスムーズに行います。家庭の数だけ悩みがありますから、発育の悩みから経済的な問題、時には非常にデリケートな家庭環境の相談まで、その方の状況に合わせた最適な解決策を提案する、これが私たちの使命です」と木下さん。

民間デベロッパーだからこそできる「スピード感」と「柔軟性」も強みです。山万グループが持つ、保育園、学童、医療機関、商業施設、交通網などの多様なリソースをフル活用し、その日のうちに解決の糸口を見つけることも珍しくありません。この機動力こそ、行政の支援センターとの大きな違いでしょう。

「はじめて」も「パパ」も「外国籍」の方も。すべての家族を包み込む多様な支援

ユーカリが丘が目指すのは、国籍や性別、育児経験の有無にかかわらず、誰もが「この街で親になってよかった」と思える環境づくりです。同センターでは、多様化する家族のカタチに合わせ、一人ひとりの状況に寄り添った「オーダーメイドの伴走」を大切にしています。

「はじめての育児で、何から相談していいか分からない」というママはもちろん、家事・育児に主体的に関わりたいパパ、そして異なる文化圏からこの街へ来られたご家族まで、十人十色とも呼べる子育て中の悩みがあります。

たとえば、日本の複雑な制度や言葉の壁、あるいは文化の違いから、公的な窓口への相談をためらってしまうケースもあります。そんなとき、同センターは単なる紹介にとどまりません。一緒に書類を確認したり、必要に応じて関係機関へ同行したりと、心理的なハードルを取り払うための具体的なサポートを検討します。「誰一人として孤立させない」という強い想いが、こうした一歩踏み込んだ支援の原動力となっています。

また、近年変化しているパパたちの意識にもしっかり応える体制が整っています。「当センターには男性スタッフも常駐しています。男性同士だからこそ話しやすい悩みや、仕事と家庭の両立といったテーマも、どうぞ気兼ねなくお話しください」と木下さん。

「自分たちの悩みは、どこに相談すればいいのだろう?」と迷う必要はありません。どんな子育ての悩みを持つ方も、この街の大切な一員として、同センターはいつでも温かく迎え入れ、最適な解決策を提案してくれることでしょう。

「ただ話を聞いてほしい」その想いまで受け止める場所

保育士の岡本さんは、「自分を取り戻す時間」をプロデュースすることを大切にしていると言います。

「お子様を遊ばせながら、私たちと世間話をする。その会話の中にこそ、本当に解決すべき悩みが隠れていることがあります」。実際に、センターを訪れて「話したら気持ちが落ち着いた」と笑顔で帰られる親御さんも多いのだとか。

「子育てに不安を抱える方の多くは、『とにかく私の話を誰かに聞いてほしい!』という切実な想いを持たれています」と木下さん。

同センターの隣には、託児施設「ハローベビー」と屋内遊具場を併設。お子様を預けて、親御さんだけでじっくり専門スタッフと向き合う時間をつくることができます。「毎日24時間、子どもと向き合っていると、自分の感情がわからなくなることがあります。ほんの1時間でもいい、お子様と物理的に距離を置いて不安を吐き出す。それだけで。、お家へ帰った時の子どもへの笑顔が変わるんです」と、笑顔で岡本さんは言います

今後はサービスの拡充、佐倉市との連携力を高めていきたい

今後の展望について、木下さんは利用者様の利便性と安心をさらに追求する、具体的な施策を語ってくれました。

スマホで完結するWEB予約システムの導入や、官民一体のネットワーク構築も加速中。佐倉市の施設「夢咲くら館」などとの密な連携強化が進んでいるそう。「民間ならではの柔軟さと行政の公共性を掛け合わせ、街全体の支援の質を底上げしたい」と木下さん。移動の負担軽減に挑む。まさに「日本一の子育て環境」を創ろうとする決意の表れです。

「育児は楽しくて幸せなかけがえのない時間」を実感してほしい

取材の最後、木下さんと岡本さんは、この街で子育てをするすべての方に力強いメッセージをくださいました。

「子育ては大変な部分にフォーカスされがちですが、本当は子どもの成長を間近で見られる楽しくて幸せに満ちた期間です。私たちがしっかり寄り添って支えますから、決してひとりにはさせません。地域全体で子育て期をバックアップしますから安心してくださいね」と岡本さん。

「子育て中の悩みって本当に尽きないと思います。『うちの子って喋るのがちょっと遅いかも』とか『どこの保育園に預ければいいんだろう』とか、日常で気になることは何でも私たちに相談してもらいたいですね。家庭内でお困り事があって、でも『どこに相談しよう』という方は、まずは子育て総合サポートセンターにお電話をください!」と木下さんは結びました。

今回の取材を通じて最も印象的だったのは、スタッフの方々の「聴く力」でした。単に解決策を提示するのではなく、まずは親御さんの感情を丸ごと受け止める。その安心感こそが、今の時代に最も欠けている「子育ての栄養素」なのだと感じました。

2026年、ユーカリが丘。駅前に誕生したこのセンターは街全体が「あなたの家族を一緒に育みたい」と願う、決意の象徴です。

買い物のついでに。お仕事の帰りに。あるいは、心が少し折れそうになったときに。

いつでも、その扉は開いています。

きっとあなたが「この街で育ててよかった」と心から思える未来へと続く、温かな出発点になるはずです。

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【施設情報】

ユーカリが丘子育て総合サポートセンター

住所:佐倉市ユーカリが丘4-8-6 ユーカリが丘駅前ビル1F

TEL:043-312-2768

時間:9:00~17:00

開所日:月曜日~金曜日

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